我がファイターズは、パリーグ3連覇こそ逃したものの、昨夜クライマックスシリーズへの出場を決め、今年も道民の夢と期待をポストシーズンまで繋げてくれた。昨夜は少しだけ祝杯を挙げた。

それでも今朝はいつもより少し早く出勤して決裁文書などを裁いている。そして今、朝礼が始まる前にブログを更新している。

その理由は、朝礼後の引継ぎや、朝のルーチンワークを終えたら、即、深川市に向けて車を飛ばさねばならないからである。(道外の方のために位置関係を示しておくと、登別から深川までは、高速を飛ばして2時間半、距離にして約170劼らいである。)

職場に戻ってくるのは夕方以降になるだろうし、当然昼休みのブログ更新は無理なので、今日は更新しないでおこうと考えていたが、ふと今日の予定に絡んで思い浮かんだことがあるので、急遽この時間にブログを更新しているというわけである。

深川市に向う理由は、空知管内の老人福祉施設看護師研修会で「看取り介護の取り組み」をテーマに講演を頼まれているからである。

現在の特養における看取り介護については「北海道老施協研修委員会は動脈硬化。」で指摘しているが、道内ではその取り組みにおいて施設間格差が大きく、看取り介護とはいえない状態で「単に施設内で利用者を死なせているだけ。」という状況もないとは言えないという問題意識を僕自身が持っている。

それゆえ地域住民、あるいはもっと広く国民レベルの特養への信頼感を失わないようにするためにも「看取り介護」の実践に資する研修の充実は不可欠だと思っているので、これをテーマにした研修への協力をお願いされたら、広い道内、どこでも駆けつけていくし、道外であっても時間が許す限り、できるだけ協力しようと思っている。今回の研修も二つ返事で引き受けた。

こうした研修は知り合いからの依頼ではなくても、誰からの依頼でも、できるかぎり引き受けて協力しているのではあるが、今回は、たまたま昔からの知り合いの(というより先輩であり、昔からお世話になっている)特養E園のO施設長から依頼を受けたものである。

考えてみればO氏と知り合ったのは、お互いがまだ20代の頃であるから、長い付き合いである。医療機関と関連が深い特養の相談員を経て、同じ施設に長く勤務して施設長になった経歴も彼と僕はほぼ同じである。

知り合ったきっかけは北海道社会福祉協議会の研修会である。それも勉強中ではなく、宿泊の際、たまたま部屋をご一緒したのがきっかけである。

当時、道社協の全道レベルの老人福祉関連職員研修会と言えば「温泉地」で行うことがほとんどだった。定山渓温泉、洞爺湖温泉、そしてここ登別温泉。研修にともなう宿泊もセットで、研修会場となる温泉ホテルに参加者がほぼ全員宿泊し、懇親会も含めて親交を深めるのが定番であった。

宿泊部屋は4人〜6人という大部屋で、基本的に同じ施設から複数職員の参加があっても部屋は別で、他施設の「初対面」の人々と宿泊することが多かった。

そのことを「わずらわしい」と感じる人が多いのは、今も昔も同様であろうが、当時はいかにそれが嫌でも、半ば強制的に知らない第3者と寝食をともにしたわけである。1泊2日とか2泊3日とか・・。数時間一緒にいれば職種が同じだから他施設の職員とも話題に欠くことはない。そこで様々な繋がりが生まれたのである。

O施設長と知り合いであった(表の掲示板にたまに登場する)B00ちゃん(この人も業界では有名人の一人である。)も、そうした研修で知り合った一人だし、何よりあの伝説的なグループ「おちこぼれ指導員部会」(参照:サミットのニュースで、おちこぼれ指導員部会を思い出す。)は、このような宿泊研修でたまたま部屋が同じになった何人かが親交を深めた結果、誕生したグループである。

思い起こせば、ともに酒を飲み、酒に飲まれながらも、温泉旅館の大部屋で明日の福祉について青臭い議論をしていた若造達が、そのまま年をとったのが今の僕らである。

その時まで見ず知らずの他人であった者同志がいつの間にか「同じ事業者、同じ職種」というだけの細い繋がりの糸を手繰り寄せて、様々な仲間の輪を広げていって、今の僕自身の人脈がある。

現在ではネットを通じて一度もであったことがない人とのつながりも容易に出来るようになって、その方法や範囲も無限に広がっているが、唾(つばき)がかかるほど間近で一晩中語り合って激論を交わしながら関係を築く、という機会は逆に減っているのではないだろうか。

道社協の全道レベルの研修でも、最近は札幌を中心にして、立派なホテルやイベントホールを会場にして行われるが、それはあくまで昼間の研修のみで、宿泊は義務ではないし、それぞれが別々のビジネスホテルを予約するので、お日様が沈む時間以降に知らない「同業者」と熱く語り合う機会はほとんどないだろう。

研修もドライな内容になってしまっている。そのことが良いのか悪いのか、僕自身はわからないが、僕は若かりし頃、あのホテルの1室で、酒を持ち寄りながら、何人も集まって、わけのわからない議論を交わした経験が非常に貴重なものと思い出したりする。

そこで出逢った人々も、随分年をとって、可愛かったあの娘(おちこぼれ指導員部会には女性も複数参加していたんだ。)の顔にも、随分しわがふえちゃったけど(見てねえだろうな?〜見てたら、しばかれるゾ・・・。)これほどの宝はそうそう手に入れる機会はないだろう。

福祉の情熱に燃えるもの同士の人脈なんて、綺麗で豪華な個室では決して築くことの出来ないものであり、その絆はアフター5に強固に繋がれるのである・・・?。

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