9/13(土)に登別市と室蘭市の市民の方を対象とした「登別・室蘭もの忘れフォーラム」を開催する。

このフォーラムは、認知症のことをもっと市民の方々に知ってもらおうという目的で「のぼりべつケアマネ連絡会」が年間事業計画に位置づけて主催する市民向けフォーラムである。講師やパネラーは、医師・保険者担当者・介護支援専門員などであるが、内容はあくまで専門的になりすぎず、市民の方が聞いて参考になる内容とするようにお願いしている。
(ちなみに責任上、主催者側代表として、僕も基調講演を行うことにしている。)

今年初めて開催するものであるが、できればこのフォーラムを「のぼりべつケアマネ連絡会」の定例事業として今後も毎年継続していきたいと思っている。

このフォーラムを行うきっかけは、ある製薬会社が医療機関との共催で行った室蘭市民向けの講習会アンケートの中で、今後どのようなテーマの講演を聞きたいかという質問に「認知症のことを知りたい」という回答が数多く寄せられたことである。

市民向けの認知症の勉強機会としては「認知症サポーター100万人キャラバン」があって、室蘭市はこの先進地域で、受講者の数も全道レベルではかなり上位に位置しており、そのキャラバン受講者がオレンジネットという独自の認知症見守りボランティアネットワークを作っていたりする。そういう地域でも「もっと認知症のことを知りたい」という市民が大勢居られるということだ。

その研修会に関連していたのが、当会顧問の医師の方であり、我が会で、こうした市民ニーズに応える活動ができないかと話があって実現したものである。

「のぼりべつケアマネ連絡会」は地域ケアマネ組織としては全道で2番目にできた歴史(それほどの重みはないか。)のある組織で、活動も会員が事務局を持ちまわって、年を通して定期研修会を行っており、それぞれ所属組織を終えた交流や繋がりが出来ている。結果的に意義のある組織運営をしていると自負してはいるが、内部向けの活動は進んでいても、外部に対する組織機能のサービス提供という面はあまり活発ではなかったという反省もある。

そこで今年度からは市民への会の機能提供を強化することを目標にして、このフォーラムをひとつのきっかけにしようと思っている。

また僕個人の事情としては、僕はこの会の代表として2期4年目の任期を務めているわけだが、僕自身が忙しすぎるという事情があるし、もっと若手に代表職を譲って世代交代した方がよいとも考えたりしており、今年度限りで代表を降りたいと考えている。そのため、来年度、新代表に組織運営を引き継ぐにしても、ケアマネ会のひとつの目的である市民サービスとして、このフォーラムの道筋をある程度しっかりさせて引き継ぎたいという思いもある。

会場は詰めれば500人は入るだろうが、一応申し込み順に400人を定員としている。たくさんの市民の皆さんに受講していただきたいし、介護事業者関係の方々が受講してもためになる内容であろうと思うので、関係者の方も市民の一人として是非受講していただきたい。

事前に主要新聞に折り込み広告を入れたり、公共機関や駅等にポスターを張ったり、フォーラム直前にはNHKの地方放送でニュースとして流れることにもなっている。

市民の反応もよく、既に参加申し込みは着々と届いている。

しかしまだまだ席はたくさんあるので興味のある方は「登別・室蘭もの忘れフォーラム」をクリックして内容を見て参加していただきたい。

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