
現在わずか5人しかいなくなった石見杜氏の一人である竹内 定夫杜氏が徹底した小仕込み(700Kg)で手間をかけ、ノーカーボンで造る酒が今回紹介する「扶桑鶴」である。
蔵は明治36年創業の島根県・桑原酒造。
呑み助の間では「島根の酒」といえば、この「扶桑鶴」か3回目に紹介した「天穏」のどちらかを選ぶ結果となることは間違いがないところである。
扶桑鶴の純米吟醸酒は酒米の種類や造りによっていくかの種別に分かれているが、今日紹介するのは先日、たまたま新酒が手に入って飲んでみた佐香錦で造った「扶桑鶴・純米吟醸」である。
上質の酒粕のような心地の良い香りが堪能できる。まろやかで爽快な喉ごしであるが新酒らしい若々しい切れ味も感じられる。燗にすると酸がキリリと締まる。好みによって冷やしても、常温でも、燗でも、あらゆる状態で変化を楽しめる酒である。
佐香錦 55%精米。1.8ℓ 3.150円。

通によれば、この酒とあう肴は地元の珍味「鮎のうるか」であるそうだが、残念ながら僕はまだそれを口にしたこともなく、味の想像さえつかない。そこで今回は北海道産の「ほや」の塩辛と合わせてみた。・・・・絶妙である。

なお、おなじ扶桑鶴の純米吟醸の山田錦50%精米は、また違った味わいである。さらに穏やかな香りと、ふっくらとした旨み、山田錦ならではの旨さが感じられるきめ細かな酒質になっている。こちらは1.8ℓ 4.725円。
介護・福祉情報掲示板(表板)
※文字サイズはブラウザの表示→文字のサイズで変更できます。
(↓ランキング登録しています。クリックして投票にご協力をお願いします。)
人気blogランキングへ
にほんブログ村 介護ブログ
FC2 Blog Ranking
合わせて たまにはこういう話題もいいものですね
私は現在ほとんど日本酒は飲まずビールと芋焼酎が主ですが masaさんの話にでた「鮎のうるか」は 毎年7月頃 地元の鮎専門店の鮎づくしを
家族でいただくのが 私の楽しみのひとつなんですよ
鮎の苦味がなんとも言えない旨さで そうかビールより扶桑鶴の冷酒で
きゅっと一杯がいいのかも 今年は冷酒でやりましょうかな
ありがとうございました