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この特集で紹介する予定の日本酒には我が北海道の地酒は一種類も入っていない。
いくつかの地酒メーカーはあるが、僕の好みではないからである。

しかし今日紹介するのは、やや北海道とも縁があるお酒、といえるかもしれない。

ところで僕が毎日ここで紹介しているお酒を飲んでいるとは勘違いしないで欲しい。

職場の宴会では近頃日本酒が出ること自体が少なくなった。出るとしてもここで紹介しているような酒ではなく、大手メーカーの醸造用アルコールを添加した酒である。そういうのは苦手だしビールもあまり好みではないので、宴会の始めから終わりまでウイスキーで通すことのほうが多い。

普段でもウイスキーを晩酌に飲むことがほとんどである。それもかなり値段の安い皆さんが知らないようなメーカーのものである。しかしウイスキーに限って言えば僕の好みは地元北海道余市町に工場がある「ニッカ」である。

ニッカといえば、有名なのはその創業者・竹鶴 政孝氏であろう。しかし氏の生家が享保18年(1733年)創業の老舗の蔵であることを知る人は意外に少ない。しかもこの蔵は現在でも人気の「小笹屋シリーズ」を始めとした広島県を代表する銘酒「竹鶴」を世に送り出している名蔵である。
竹鶴純米吟醸

今日はその「竹鶴酒造」の製品の中でも「竹鶴・純米吟醸」を紹介したい。

杜氏は全量純米蔵として有名な埼玉県の「神亀酒造」で修行を積んだ石川達也杜氏。地元雄町米しか使わないというこだわりの純米酒の中でも、この純米吟醸は、ふっくらとした餅のような香りと、穏やかな酸がマッチしてシャープに切れる。熟成感もたっぷりである。

しかし竹鶴という酒は全銘柄にいえる特長であるが、純米吟醸も味わい方は燗が合う。超熱燗にしても味が崩れない。しかも燗ざましが実に旨いという不思議な酒である。

雄町の精米50%で、純米吟醸はこれを3月貯蔵させ、瓶燗した後に冷蔵貯蔵するという超ぜいたく品。これで1.8リットル4.200円は決して高い値段ではない。

竹鶴純米八反錦
もっとお手ごろ感を求めるなら、竹鶴純米八反錦(はったんにしき)を推薦したい。雄町八反を精米70%で仕上げたこちらも杜氏の腕のよさを証明する出来映えで、やはり燗が特に旨い。しかも1.8リットル2.205円という低価格がうれしい。



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