様々な介護用品があるが、高齢者の方々が身につける食事用エプロンなどを見て、いつも思うことは、なぜあんなに派手なんだろうということである。逆に派手ではないものは一様に無味乾燥のものばかり。両極端である。
どちらにしても、高齢者が身につける「介護用品」となると奇抜な色や模様になるか、暗い味気のない無表情な見かけのもの、どちらかの選択肢しかないように感じている。
真っ赤がやけに目立つエプロンを食事のたびに身につけることを高齢者が喜んでいると思うのだろうか。模様にしても、いかにもセンスのない魚であったり、動物であったり、幼児と間違っているんではないかと疑うデザインであるものが多い。
そういうものを使いたくないと思って探しても、結果的にはどこのメーカーも似たり寄ったりで、ほぼ同じようなセンスのない色・デザインである。
派手な色、子供が見てしか可愛いと思えないような模様であったほうが明るいイメージになると思っているんだろうか。
これらのものを身につけるのが高齢者であって、我々の人生の先輩であるという意味を介護用品を開発したり、商品化する側の人間は分かっているんだろうか。
高齢者の皆さんが身につけるものとして求められているのは、そうした度派手な「ばか色」「ばか模様」ではなくて、もっとシックで優美さが表現できるものであるという考えはないのだろうか。
ということで食事用エプロンを真剣に考えれば、自施設で何か工夫をして独自に作るしかなくなってしまう。結婚式に出席したときに出されるナプキンなどを1枚失敬して、参考にして作るなんていうやばいことも時々行われる。
これらの身につけるものは、もっとハイセンスでオシャレで、高齢者がもっともっと自らの優美さを感じられるものに変えていかねばならない。
介護用品開発者は、そうした商品を自分の親が身につける姿を想像して、それが似合っているか、子から見て「美しい姿」になって喜ぶことができるかという面から考え直したほうが良い。
場合によっては、商品に採用した色や模様と同じ服装で街を歩いてみることである。とってもこの色と模様の服装では街は歩けないと思うものなら、それは高齢者もそんな色や模様のものを日常的に身に着けたくないということになる。
介護の現場が様々にサービスを進化させていくのに、この部分での商品開発者のセンスは極めて遅れている。機械化された商品の性能向上や技術的進歩は目覚しいのに、介護用品のファッションセンスは極めて前時代的というより、ローセンスである。
介護用品のメーカーが、この部分に有能な人材を貼り付けていない=この部分を軽視していることの現われであろう。
しかし、現場が求めている商品はすでに志向性自体が変わっているのであり、実はこの部分にいち早く対応したメーカーにこそビジネスチャンスはあるんではないだろうかと秘かに考えている。
オシャレでハイセンスな介護用品が、これからのキーワードだ。利用者の優美さが表現できる商品開発が企業利益に繋がっていくと考えるのは間違いではないだろう。
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真っ赤がやけに目立つエプロンを食事のたびに身につけることを高齢者が喜んでいると思うのだろうか。模様にしても、いかにもセンスのない魚であったり、動物であったり、幼児と間違っているんではないかと疑うデザインであるものが多い。
そういうものを使いたくないと思って探しても、結果的にはどこのメーカーも似たり寄ったりで、ほぼ同じようなセンスのない色・デザインである。
派手な色、子供が見てしか可愛いと思えないような模様であったほうが明るいイメージになると思っているんだろうか。
これらのものを身につけるのが高齢者であって、我々の人生の先輩であるという意味を介護用品を開発したり、商品化する側の人間は分かっているんだろうか。
高齢者の皆さんが身につけるものとして求められているのは、そうした度派手な「ばか色」「ばか模様」ではなくて、もっとシックで優美さが表現できるものであるという考えはないのだろうか。
ということで食事用エプロンを真剣に考えれば、自施設で何か工夫をして独自に作るしかなくなってしまう。結婚式に出席したときに出されるナプキンなどを1枚失敬して、参考にして作るなんていうやばいことも時々行われる。
これらの身につけるものは、もっとハイセンスでオシャレで、高齢者がもっともっと自らの優美さを感じられるものに変えていかねばならない。
介護用品開発者は、そうした商品を自分の親が身につける姿を想像して、それが似合っているか、子から見て「美しい姿」になって喜ぶことができるかという面から考え直したほうが良い。
場合によっては、商品に採用した色や模様と同じ服装で街を歩いてみることである。とってもこの色と模様の服装では街は歩けないと思うものなら、それは高齢者もそんな色や模様のものを日常的に身に着けたくないということになる。
介護の現場が様々にサービスを進化させていくのに、この部分での商品開発者のセンスは極めて遅れている。機械化された商品の性能向上や技術的進歩は目覚しいのに、介護用品のファッションセンスは極めて前時代的というより、ローセンスである。
介護用品のメーカーが、この部分に有能な人材を貼り付けていない=この部分を軽視していることの現われであろう。
しかし、現場が求めている商品はすでに志向性自体が変わっているのであり、実はこの部分にいち早く対応したメーカーにこそビジネスチャンスはあるんではないだろうかと秘かに考えている。
オシャレでハイセンスな介護用品が、これからのキーワードだ。利用者の優美さが表現できる商品開発が企業利益に繋がっていくと考えるのは間違いではないだろう。
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