本業のほかに、個人的に様々な団体に所属して活動しているが、当然のことながら社会福祉士会にも所属している。去年からは支部組織の役員にも名を連ねている。(あまり仕事も、貢献もできていないが・・。)
他の方もそうだろうが、資格関連団体に所属するという理由は、その団体に所属することによって何か個人的に利益を求めているというよりは、自己研鑽の機会を求めてという動機が強いと思う。勉強ができる機会があるということ自体がメリットだと思っている。どこかの団体のように国の御用聞き機関にも成り下がってしまえば別の話ではあるが・・。
また個人の力には限界がある。一定の力を持たないとソーシャルアクションにも繋がらない。そこで個人を超えた力を発揮する為には組織化された資格団体に所属して活動するということは意味があり、志を共にする仲間と力を結集して、地域の隅々で活動する我々自身の声を、雲の上まで届ける可能性を秘めたものであると思う。
しかし社会福祉士会について言えば、組織強化が進まないというか、資格を持った方が、なかなか加入してくれないし、既に加入している人が、途中で脱会してしまうケースも多いと聞く。その主な理由が「メリットがない」ということであるらしい。
そしてそのメリットの一定の秤となる部分で、大きな要素を占めるのは会費の額だろう思っている。
僕は社会福祉士会に加入していることは、自らの研鑽にとっては必要なことだと思っているし、脱会する意思など毛頭ないが、しかし会費の額については「高すぎる」と感じている。
日本社会福祉士会の入会金は5.000円、年会費は10.000円であるが、支部組織に加入が全国組織の加入条件であるから、これに加えて支部の年会費も5.000円必要である。
つまり入会年次には20.000円、その後、毎年15.000円の会費納入が必要ということだ。個人加入の会費としては、あまりに高額すぎないだろうか。
おなじ社団法人である日本介護福祉士会は、入会金こそ社会福祉士会と同じ5.000円だが、年会費は3.000円である。
日本介護支援専門員協会では入会金1.000円、年会費2.000円+支部入会金1.000円と支部会費1.000円である。毎月の会費は支部組織とあわせ3.000円ということになる。
社会福祉士会のように個人加入の組織で、支部組織とあわせた年会費が毎年1.5000円もかかる団体などそうない。個人として負担感が大きいと感じるのはやむを得ないような額である。
この会費に二の足を踏んで会員加入に踏み切れない人、一旦加入しても、活動内容に比して、この会費負担があまりに重たいという感想をもってやめていく人が多いのも、うなずけるのである。
一体あの高額な会費が何に使われているのか。予算書を見ても見えてこない部分がある。個々の検証はできているのか・・。
実際、僕も活動内容を見て感じることであるが、この会費は活動に見合っていない高いものだと思う。定期的に送られてくる刊行物や連絡なども、独自研修の案内以外は、ほとんど(遅くて)役に立たない情報が多い。あんなものに印刷費や送料をかけているのは無駄だろうと思っている。
日本社会福祉士会には専用のホームページがあり、パスワードで閲覧する会員専用のページもあるんだから、印刷物を送って情報提供するのは、支部組織の地域密着の活動に限定して、全国組織レベルでの情報提供はネットを使って、リアルタイムに双方向に行えば、費用はかからないし、もっと生きた情報になる。
事務局の発想をまず変える必要があると思う。そうした無駄と後進性を排除した上で、会費の見直しを行うべきである。
そうして間口を広くして、全国各地で活動する社会福祉士の声を届かせる団体に組織改変しないと、この団体はいずれ会員減に歯止めがかからなくなり、自動消滅してしまうんではないだろうか、と危惧している。
もしも会費の高さを権威と思っているとしたら、間口の高さを権威と思っているとしたら、それは救いようがないと思う・・。
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他の方もそうだろうが、資格関連団体に所属するという理由は、その団体に所属することによって何か個人的に利益を求めているというよりは、自己研鑽の機会を求めてという動機が強いと思う。勉強ができる機会があるということ自体がメリットだと思っている。どこかの団体のように国の御用聞き機関にも成り下がってしまえば別の話ではあるが・・。
また個人の力には限界がある。一定の力を持たないとソーシャルアクションにも繋がらない。そこで個人を超えた力を発揮する為には組織化された資格団体に所属して活動するということは意味があり、志を共にする仲間と力を結集して、地域の隅々で活動する我々自身の声を、雲の上まで届ける可能性を秘めたものであると思う。
しかし社会福祉士会について言えば、組織強化が進まないというか、資格を持った方が、なかなか加入してくれないし、既に加入している人が、途中で脱会してしまうケースも多いと聞く。その主な理由が「メリットがない」ということであるらしい。
そしてそのメリットの一定の秤となる部分で、大きな要素を占めるのは会費の額だろう思っている。
僕は社会福祉士会に加入していることは、自らの研鑽にとっては必要なことだと思っているし、脱会する意思など毛頭ないが、しかし会費の額については「高すぎる」と感じている。
日本社会福祉士会の入会金は5.000円、年会費は10.000円であるが、支部組織に加入が全国組織の加入条件であるから、これに加えて支部の年会費も5.000円必要である。
つまり入会年次には20.000円、その後、毎年15.000円の会費納入が必要ということだ。個人加入の会費としては、あまりに高額すぎないだろうか。
おなじ社団法人である日本介護福祉士会は、入会金こそ社会福祉士会と同じ5.000円だが、年会費は3.000円である。
日本介護支援専門員協会では入会金1.000円、年会費2.000円+支部入会金1.000円と支部会費1.000円である。毎月の会費は支部組織とあわせ3.000円ということになる。
社会福祉士会のように個人加入の組織で、支部組織とあわせた年会費が毎年1.5000円もかかる団体などそうない。個人として負担感が大きいと感じるのはやむを得ないような額である。
この会費に二の足を踏んで会員加入に踏み切れない人、一旦加入しても、活動内容に比して、この会費負担があまりに重たいという感想をもってやめていく人が多いのも、うなずけるのである。
一体あの高額な会費が何に使われているのか。予算書を見ても見えてこない部分がある。個々の検証はできているのか・・。
実際、僕も活動内容を見て感じることであるが、この会費は活動に見合っていない高いものだと思う。定期的に送られてくる刊行物や連絡なども、独自研修の案内以外は、ほとんど(遅くて)役に立たない情報が多い。あんなものに印刷費や送料をかけているのは無駄だろうと思っている。
日本社会福祉士会には専用のホームページがあり、パスワードで閲覧する会員専用のページもあるんだから、印刷物を送って情報提供するのは、支部組織の地域密着の活動に限定して、全国組織レベルでの情報提供はネットを使って、リアルタイムに双方向に行えば、費用はかからないし、もっと生きた情報になる。
事務局の発想をまず変える必要があると思う。そうした無駄と後進性を排除した上で、会費の見直しを行うべきである。
そうして間口を広くして、全国各地で活動する社会福祉士の声を届かせる団体に組織改変しないと、この団体はいずれ会員減に歯止めがかからなくなり、自動消滅してしまうんではないだろうか、と危惧している。
もしも会費の高さを権威と思っているとしたら、間口の高さを権威と思っているとしたら、それは救いようがないと思う・・。
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会費が高いこともさることながら、研修による昇格制度を設けている。
この昇格制度、会を中途脱退すると、それまでの研修がすべてチャラとなる。
つまり、一度入会したら、脱退しにくいシステムを構築している。どう考えても新興宗教と大差なく詐欺まがいに近いことを行っている。国家資格を得て集まる団体が何故こんな詐欺まがいをするのか理解に苦しむ。途中休会できるシステムがないことが危険な団体である証左でもある。