僕は、地域ケアマネ会(のぼりべつケアマネ連絡会)の代表も務めているので、必然的に当施設がケアマネ会事務局をも兼ねている。

当然、会員の皆さんに対する様々な連絡事項は、当施設を発信源にして行うことになる。しかし施設と会は別物なので、施設の経費を会の運営に使うわけにはいかないので、できるだけ区別して会のものは会の費用負担で行うことになる。

ただ電話やFAXなどは会専用のものがあるわけではないので、どうしてもこの部分は施設の機器を借りて連絡する、ということになってしまう。

そういう問題もあるし、会自体の経費節減という問題もあるので、連絡方法としてはメールが一番望ましいと思う。メールだとコミコミ料金だから、別に連絡経費が発生するわけでもないし、紙代もコピー代も必要ない。研修会の案内なども文書をメールに添付すれば、時間もかからず送料も要らず、たくさんの事業所に一斉送信できる。参加申し込みをそれに返信してもらえば時間や手間は他の連絡媒体とは比べ物にならないほど、かからない。

費用、手間、作業時間、情報速度、どれをとってもメール以上に優れた連絡方法は現在存在しない、と思っている。

そのため毎年新年度に作成する会員名簿には、各施設、事業所、個人などの連絡用メールアドレスも情報提供していただき掲載するようにしている。

ところが、である。いまだにメールアドレスがない事業所等が存在するという事実がある。パソコンはあってもインターネットに繋がっていないとか、ネットは繋がっているけど、メールの使い方がよくわからない、とか理由は様々だが、メールが情報媒体として活用されていない事業所があるというのがまぎれもない事実なのである。

メールアレルギーとでも言うのだろうか・・・、FAXなんかよりずっと便利だし、使い方だって難しくないだろうに・・。こんなに簡単に使えて、便利なツールはないのに活用してくれないので、そういう一部事業所だけ、わざわざ切手代をかけて、封筒代もかけて、印刷物をコピーして送る手間がいることになる。なんとかしてくれよ。

加えて、メールを送っても日常使っていない、毎日送受信を確認していない、という事業所もあって、せっかく新鮮な情報を送っているのに、確認が遅れて意味がない、という事態になることもある。メールは、特殊な知識や技術がいるものではないので、もっと日常的に身近に使ってほしいとつくづく思うのである。

月曜のブログで紹介した「3市1町合同研修会」の案内は、来週早々にも送ろうと思っているが、これについてもメールにファイル添付して、ほとんどの施設、事業所に送ることになる。しかし実態としては、送って返信を待つ、というだけでは済まず、現在の方法としては「送りましたよ。」あるいは「送りますので確認してください。」という電話連絡が必要な施設や事業所が多いのである。

ネット社会の便利さをほとんど有効に使っていない現実が、ここにある。

会員の皆さん、貴重な経費や時間を節約する為に、それだけではなく事務局の労力負担も軽減できるように、どうか積極的にメールを活用してください、と節に願うのである。

ということで10月13日の合同研修会案内、来週にはメールで送ります。封書で届いた事業所さんは、是非、今後の対応を検討していただきたい。

※明日の土曜から、新土曜特集『masaのフォーク道』を週1土曜限定で連載しようと思っている。あくまで思っているだけで、実行するかどうかはわからないが、明日、書き始めるかもしれない。

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