老施協という組織に対する批判は様々あるし、その運営方針をめぐっては大きな対立があることも事実である。

しかし我々福祉系の介護施設や介護サービス事業者の力を結集する組織が必要ないなんて思わないので、現状がどうあれ、短絡的にその組織から脱会すればよいとも思えない。

しかし老施協から下部会員施設等へ流されてくる情報を見て感じることは、いったい何をやっているんだ、という感想しかない。

このIT時代に、昔の感覚でしか情報提供していないから、必要な新鮮な情報は皆無だし、老施協の伝えたいことしか伝えようとしないから、我々の知りたいことと乖離した情報しか流れてこない。

老施協総研なんて一体何のためにあるんだい。会長の太鼓もち情報しか流さない総研なんて要らんぞ。

今回送られてきた月間老施協にしても一体何百万かけているか知らないが、JSウイークリーやFAXで流した情報、それも何度も繰り返し、一方的角度でしか検証していない同じ主張を垂れ流しているだけではないか。30ページ以上もかけて作っている冊子の中に我々が日頃手にできないような情報は皆無だ。馬鹿馬鹿しい。

我々の会費の使い道として考えると、これほど無駄なことはない。

政治的活動が必要だというなら、本当に日々何をしているか会員が肌で感じられる情報を提供すべきだし、老施協しか把握していない情報もネットの会員ページなどで積極的に情報提供するなどすればよいではないか。直接各施設にFAXを流す暇があるんなら、その情報こそ老施協と施設の直接的やり取りなんだから、会員にしか伝えられない裏情報を伝えることがあって良い。

だいたい老施協が会員に示しているテーマやスローガンもお寒い。かつてのアンダープロジェクト、いまはイノベーション、何を言いたいんだ。横文字でスローガンを叫べば会員がついてくると思っているのか。それが会員の求めているものなのか?現場の意識とのずれを感じ取れない役員が自己満足のスローガンを掲げているだけではないのか。

各委員会のトップを見ても顔ぶれが古すぎる。こんな古ぼけた組織で「現場の風」など感じられないだろう。

主催している研修もお粗末な内容が多い。参加してがっかりする研修が多すぎる。老施協主催の看取り介護研修だって、お寒い以外のなにものでもない。特養が終生施設としての機能を発揮することが存在意義で、そのための看取り介護であるというなら、もっと特養という現場から看取り介護の考えや実践方法を発信してもよいはずなのに、医師や看護師に頼った講義ばかりではないか。

現場からの意見発信ができないような看取り介護なら、しないほうがましだろう。

馬鹿馬鹿しいのは、看取り介護に必要とされている「看取り介護指針」に加えて「看取りケアマニュアル」の作成を推進している点である。

指針とマニュアル、確かに違いはあるが、そもそも看取り専用のマニュアルが別個に必要なのか?看取り介護は、特別なケアではなく、日頃の介護の延長線上にあるもので、その中にターミナル期の必要な視点を、家族も交えたチーム全体で確認把握してケアを行うというものだ。そのために「看取り介護指針」がある。書式だけ増やしてもケアは良くならんぞ。

まったく現場で実際にターミナルケアに携わらないで、葬式に出るだけの施設長連中が考えるからこんな考えになるんではないのか。

老施協のホームページだって、多額な運営費をかけているらしいが、お粗末極まりない。ここでしか手に入れられない情報など皆無だし、会員の声を組織に反映するような双方向の情報交換の取り組みも一切ない。ただあるだけのホームページで意味はない。老施協総研の実態がよくわかる。

このような組織が広報コンテストを主催して、ホームページ部門では各施設のホームページを審査して、賞を与えるというのだからお笑い草である。自らのホームページを出品して審査されてみろ。箸にも棒にもかからないだろう。

まったくあきれたコンテストである。恥ずかしいと思わない感覚が理解できない。イノベーションが必要なのは老施協の組織そのものではないのか・・・。

介護・福祉情報掲示板(表板)