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なかよしは市内に8店舗あるが、チェーン店とはいっても味はそれぞれであっさり系、こってり系もあり、微妙に違う。ただしベースは同じ特徴がある。
全店共通しているのはメニューには味噌も塩もカレーもあるが、しかし、「なかよし」で食べるんなら絶対に醤油ラーメンであり、なかよしに来てわざわざ醤油以外の味のラーメンを食べては意味がない、ということである。
その特徴は、コーヒーでも入れているのか!!と見間違えるほどの「真っ黒」なスープの色である。だからといって塩辛いわけではない。味は確かに濃い目であるが、しょっぱい、と言うのとは違った濃さ、深さである。
この色の秘密の一つは、だしに大量に使っている室蘭産の根昆布を煮込んだ色である。なかよしの醤油ラーメンの特徴が、この根昆布でじっくりとったスープの味なのである。
室蘭生まれの人は、このなかよしの醤油ラーメンの味が、懐かしの味らしい。
新参者の僕などは、やや個性的な醤油ラーメンだと思うが、スープを飲み進むうちに、しょうゆ味スープとはかくありなん、と思ってしまうようなストレートな味を感じる。濃い系だが、油っぽくないので最後まで飲み干せるスープだ。
具もシンプル極まりない。刻み長ねぎ以外の野菜は一切入っていない。これも良いのである。(基本的にもやしは醤油や塩ラーメンには合わないと思っているので)
そのほかはメンマとチャーシューのみ。店によってはのりがついているところもある。写真画像はなかよし中島店の醤油ラーメンで、ここはなかよしの中でも濃い系、入江店などはあっさり系である。(スープの色も入り江店のほうがやや薄い)
また、なかよしの一つの特徴は、とろとろ感があるチャーシューがうまい、というのも共通している。ばら肉をうまく煮ている。
麺はちじれの少ない細面である。中島店の醤油ラーメンは550円、入江店は600円。
しかしこの店では奮発して是非、醤油チャーシューを頼んで食してもらいたい。これにライスをつけてしまえば、もう満足極まりないということになってしまう。
ちなみに僕はラーメン専門店で醤油ラーメンを頼むことはほとんどないが、この「なかよし」の醤油ラーメンは時々ふらっと店に寄って食べたくなる。札幌の「てつや」のように衝撃的なうまさ、ということではないのだが後に引く味である。
室蘭に来たら一度はこの真っ黒スープの醤油ラーメンを食さないわけにはいかないだろう。
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いつも思うのですが、お値段が当地に比べてお安いようです。先日の健康診断でコレステロール値と中性脂肪がギリギリラインの評価でしたが、ラーメンツアー企画中です。