「盗人猛々しい(ぬすっとたけだけしい)」という言葉があるが、今回の問題はなんと表現したら良いのだろうか。
先週木曜、僕のサイトを利用している常連の方から、僕が自ら作ってトップページに掲載している「看取り介護の指針」を自分の施設の独自指針だとホームページに掲載している施設があるとの連絡を受けた。
ホームページに掲載していても、著作権はなくならないので、掲載した資料等を個人が閲覧したりダウンロードして使用することは問題ないが、それを自分のものだとして第3者に配信したり、学校の授業などで勝手に使用することは、この国の法律では許されていない。
しかしこんなことはホームページを作っている者、ましてやそれが個人サイトではなく、社会福祉法人のサイト作成者や管理者ならば、指摘するまでもなく、当然知っておらねばならない知識であり、この連絡を受けた際は「そんなことはないだろう」という気持ちのほうが強かった。
しかし見て驚いた。僕の指針をまったくそのままコピーペーストしている。
参考にして加工し、独自の指針を作っている、というレベルではなく明らかな盗用である。
ただ少しは悪いという気持ちがあったのか、僕が1.2.3と数字で示している部分は、ア.イ、ウに変えている。あと協力医療機関名は当然変えているが、それだけだ。誰が見ても僕が作ったものとわかる。
そのホームページは愛媛県松山市の社会福祉法人 北条福祉協会・特別養護老人ホーム高縄園という施設のものである。この施設の良識を問いたい。
この加算ルールができたとき、算定要件として必要な「看取り介護指針の雛形ってないの」という声に応えて、僕が作って、全国1早くサイト上で公開したものであることは、たくさんの訪問者の皆さんも知っている。
しかし、この「看取り介護指針」の掲載に当たっては同時に多くの皆さんに参考にしていただいたり、使っていただくことは構わないと思っているので「看取り介護の指針を作ってみました。参考にしていただいても構いませんが、ひとことメール等で連絡いただければありがたいです。」と書いている。
特養だけでなく、全国各地のグループホームからも「使わしてもらっている」とか「参考にさせていただいた」とかたくさんの連絡をいただいている。その数以上に、勝手に使っている施設や事業所も多いということであるが、それは問題ない。
しかしそれをそっくりコピーペーストして、自らのホームページに「我が施設の指針」として公開するのはいかがなものか?社会規範や倫理を守るべき社会福祉法人が行う行為であるのか?不思議としか言いようがない。
このことについて早速電話で確認したが、その施設の施設長の見解は
「担当職員が作ったものをそのまま公開している。」
「出所は確認していない。」
「必ずしも掲載サイトから直接コピーしたものとは言えず、担当職員がどこからか参考文書としてもらったものをそのまま使用したのかもしれない。」
「までも参考文書を施設独自で取り込んで使っていて問題は感じていない。」
「著作権については知識がない」
というものだ。
馬鹿をいうな!!施設のトップとは、施設として行っているすべての行為の最高責任者ではないか。ネットを通じて全国に情報を発信する責任を何も感じていないということか。社会福祉法人としての見識さえ問われかねない。
さすがにあまりにもそっくりそのまま掲載していることが「やばい」と感じたのだろう。金曜の朝には、そのページから「看取り介護指針」の部分だけがそっくり削除されていた。本来なら、こうした盗用問題を引き起こしたサイト自体を一時的にでもサーバー上から削除すべきだろう。
しかもそのことに対して謝罪その他、具体的なアクションは何もない。大人として、社会人としての一般的礼儀もわきまえていないということだろう。こういう施設がホームページで人権云々を唱えても何の説得力もない。
こんな施設で良い介護が行われているなんて思わない。少なくとも、人の権利を守るという姿勢がないことは今回の問題ではっきりしているんだから、その中で、人権は守られるような意識も低いだろうと容易に想像できる。
介護・福祉情報掲示板(表板)
先週木曜、僕のサイトを利用している常連の方から、僕が自ら作ってトップページに掲載している「看取り介護の指針」を自分の施設の独自指針だとホームページに掲載している施設があるとの連絡を受けた。
ホームページに掲載していても、著作権はなくならないので、掲載した資料等を個人が閲覧したりダウンロードして使用することは問題ないが、それを自分のものだとして第3者に配信したり、学校の授業などで勝手に使用することは、この国の法律では許されていない。
しかしこんなことはホームページを作っている者、ましてやそれが個人サイトではなく、社会福祉法人のサイト作成者や管理者ならば、指摘するまでもなく、当然知っておらねばならない知識であり、この連絡を受けた際は「そんなことはないだろう」という気持ちのほうが強かった。
しかし見て驚いた。僕の指針をまったくそのままコピーペーストしている。
参考にして加工し、独自の指針を作っている、というレベルではなく明らかな盗用である。
ただ少しは悪いという気持ちがあったのか、僕が1.2.3と数字で示している部分は、ア.イ、ウに変えている。あと協力医療機関名は当然変えているが、それだけだ。誰が見ても僕が作ったものとわかる。
そのホームページは愛媛県松山市の社会福祉法人 北条福祉協会・特別養護老人ホーム高縄園という施設のものである。この施設の良識を問いたい。
この加算ルールができたとき、算定要件として必要な「看取り介護指針の雛形ってないの」という声に応えて、僕が作って、全国1早くサイト上で公開したものであることは、たくさんの訪問者の皆さんも知っている。
しかし、この「看取り介護指針」の掲載に当たっては同時に多くの皆さんに参考にしていただいたり、使っていただくことは構わないと思っているので「看取り介護の指針を作ってみました。参考にしていただいても構いませんが、ひとことメール等で連絡いただければありがたいです。」と書いている。
特養だけでなく、全国各地のグループホームからも「使わしてもらっている」とか「参考にさせていただいた」とかたくさんの連絡をいただいている。その数以上に、勝手に使っている施設や事業所も多いということであるが、それは問題ない。
しかしそれをそっくりコピーペーストして、自らのホームページに「我が施設の指針」として公開するのはいかがなものか?社会規範や倫理を守るべき社会福祉法人が行う行為であるのか?不思議としか言いようがない。
このことについて早速電話で確認したが、その施設の施設長の見解は
「担当職員が作ったものをそのまま公開している。」
「出所は確認していない。」
「必ずしも掲載サイトから直接コピーしたものとは言えず、担当職員がどこからか参考文書としてもらったものをそのまま使用したのかもしれない。」
「までも参考文書を施設独自で取り込んで使っていて問題は感じていない。」
「著作権については知識がない」
というものだ。
馬鹿をいうな!!施設のトップとは、施設として行っているすべての行為の最高責任者ではないか。ネットを通じて全国に情報を発信する責任を何も感じていないということか。社会福祉法人としての見識さえ問われかねない。
さすがにあまりにもそっくりそのまま掲載していることが「やばい」と感じたのだろう。金曜の朝には、そのページから「看取り介護指針」の部分だけがそっくり削除されていた。本来なら、こうした盗用問題を引き起こしたサイト自体を一時的にでもサーバー上から削除すべきだろう。
しかもそのことに対して謝罪その他、具体的なアクションは何もない。大人として、社会人としての一般的礼儀もわきまえていないということだろう。こういう施設がホームページで人権云々を唱えても何の説得力もない。
こんな施設で良い介護が行われているなんて思わない。少なくとも、人の権利を守るという姿勢がないことは今回の問題ではっきりしているんだから、その中で、人権は守られるような意識も低いだろうと容易に想像できる。
介護・福祉情報掲示板(表板)
『盗んだものに自分の名前を書き、それを身に着けて大手を振って歩く』
それがどれだけ恥ずかしいことかわからないのでしょうか。あきれてしまいます