ブログを書いている場合ではないのかもしれないが、昨日から今日にかけてのことを記録に残しておくことも意味があることに思え、あえて書いている。
昨日午後から札幌にでかけ研修会に参加していた。
内容はちょうど、昨日のブログに書いた「入浴」についてと似たテーマで、入浴支援の目的やそのリスクマネジメントの面からの講演であった。正直退屈した。今更の内容で、質の劣る施設を例に挙げて改善方法を示しても意味がないと思った。
そんなことを考えながら聞いている最中にマナーモードになっている携帯電話が何度もなっている。メールも着ていたので、尋常ではないと思い、講師の方には失礼だったが開いて見た。
父が倒れて危篤状態という連絡であった。
先月まで入院していたが、退院後は調子がよく、その日も朝から実家の岩見沢に近い三笠の桂沢湖というところまで母と弟の妻と3人でドライブに出かけ、帰りにデパートによっていたところ倒れたらしい。
心筋梗塞である。
あわてて会場から、 緊急搬送された病院に駆けつけた。札幌に勤めている弟もすでに着いていた。
着いた時点で父は何とか自発呼吸を取り戻したが、心臓停止状態が5分以上続いた為、低酸素脳症の状態で、呼吸状態も悪く、医師より人工呼吸器の装着の可能性なども説明されたが、状況は厳しいらしい。
ただ苦しめる時間が長くだけになる可能性が強いということを確認して、母親の決断で人工呼吸器をつけないこととした。人一倍、父を愛し、誰よりも父を知り、本当に仲の良い夫婦である母の決断だから何の間違いもない。
おそらく、父が意識を取り戻すことはないであろう。
親孝行など何一つしない息子であった。親孝行したいときには親はなし、という状況ではなく、機会は数多くあったのに何もした記憶がない。申し訳ないという気持ちを今更持ってもしょうがない。
ただ孫が生まれ、成長する姿を見せられたことが唯一の親孝行らしきものだろうか。せめてこいつらが成人して親子3代で酒を酌み交わしたかったな。
人は何かを失うことの重大さを、実際に体験しないとわからないことがあるということか・・・。
一晩付き添って、小康状態を保っており、何も準備をしていない僕はとりあえず、職場に戻って引継ぎをして、実家にユーターンする予定である。
今週は日曜にお祭りを行う予定で、その準備の引継ぎもしなければならない。
今日、夜にはケアマネ会があるが、これも欠席の連絡と代表としての役目の代行を依頼した。
そのほか、来週予定されている事柄、火曜のヘルパー講習の授業を代わってもらい、水曜の高齢者支援連絡会の欠席承認、木曜のグループホーム外部評価の調査員の交代依頼、その夜の介護認定審査会の交替依頼、7/20〆切原稿の延期依頼、忘れていることはないだろうか。
午後に遠方からの来客がある。人に任せられる要件ではない為、逢えなければキャンセルせねばならないが、以前から忙しい中時間を調整して決めた日である。とりあえず、この要件だけ片付けて病院に向かおうと思う。
昨日午後から札幌にでかけ研修会に参加していた。
内容はちょうど、昨日のブログに書いた「入浴」についてと似たテーマで、入浴支援の目的やそのリスクマネジメントの面からの講演であった。正直退屈した。今更の内容で、質の劣る施設を例に挙げて改善方法を示しても意味がないと思った。
そんなことを考えながら聞いている最中にマナーモードになっている携帯電話が何度もなっている。メールも着ていたので、尋常ではないと思い、講師の方には失礼だったが開いて見た。
父が倒れて危篤状態という連絡であった。
先月まで入院していたが、退院後は調子がよく、その日も朝から実家の岩見沢に近い三笠の桂沢湖というところまで母と弟の妻と3人でドライブに出かけ、帰りにデパートによっていたところ倒れたらしい。
心筋梗塞である。
あわてて会場から、 緊急搬送された病院に駆けつけた。札幌に勤めている弟もすでに着いていた。
着いた時点で父は何とか自発呼吸を取り戻したが、心臓停止状態が5分以上続いた為、低酸素脳症の状態で、呼吸状態も悪く、医師より人工呼吸器の装着の可能性なども説明されたが、状況は厳しいらしい。
ただ苦しめる時間が長くだけになる可能性が強いということを確認して、母親の決断で人工呼吸器をつけないこととした。人一倍、父を愛し、誰よりも父を知り、本当に仲の良い夫婦である母の決断だから何の間違いもない。
おそらく、父が意識を取り戻すことはないであろう。
親孝行など何一つしない息子であった。親孝行したいときには親はなし、という状況ではなく、機会は数多くあったのに何もした記憶がない。申し訳ないという気持ちを今更持ってもしょうがない。
ただ孫が生まれ、成長する姿を見せられたことが唯一の親孝行らしきものだろうか。せめてこいつらが成人して親子3代で酒を酌み交わしたかったな。
人は何かを失うことの重大さを、実際に体験しないとわからないことがあるということか・・・。
一晩付き添って、小康状態を保っており、何も準備をしていない僕はとりあえず、職場に戻って引継ぎをして、実家にユーターンする予定である。
今週は日曜にお祭りを行う予定で、その準備の引継ぎもしなければならない。
今日、夜にはケアマネ会があるが、これも欠席の連絡と代表としての役目の代行を依頼した。
そのほか、来週予定されている事柄、火曜のヘルパー講習の授業を代わってもらい、水曜の高齢者支援連絡会の欠席承認、木曜のグループホーム外部評価の調査員の交代依頼、その夜の介護認定審査会の交替依頼、7/20〆切原稿の延期依頼、忘れていることはないだろうか。
午後に遠方からの来客がある。人に任せられる要件ではない為、逢えなければキャンセルせねばならないが、以前から忙しい中時間を調整して決めた日である。とりあえず、この要件だけ片付けて病院に向かおうと思う。
今年、6月5日入院、「癌性腹膜炎」診断、24日死去。
このような仕事(療養病床SW)をしていて、最近ほんとうに「馬鹿息子」であったと・・・
没後、緊張感もあり親父らしく家族への介護的負担をかけずに逝ったと思っていたが、職場で意思の疎通困難な経管栄養の方や家族を見ていると、どのような状態であっても、親の体はこの世にあるべきだと痛烈に感じます。
このような、書き込みをお許しください・・・