昨日の続きになる。

参加された4人の皆さんには、とても好評だったようである。2人の方には今朝「有難う」と声をかけられた。

また、一人の方は、外出したことはもう忘れてしまっているようであった。しかし付き添った職員に聞けば、大変楽しまれていた様子であったとのこと。ひとまず良かった。

その方々が帰ってきたのは、8時近くになってからで、私は昨日は7時過ぎには帰ったので、そのときは園にいない。

「それで大丈夫ですか」と言われるかもしれないが、特別な行事、にしてしまっては気軽な実行ができないし(気軽という意味が安全なども軽く考えてという意味ではない)普通の日常の中で、その時々に責任者や担当者が決められて行うことができたほうが良く、事前準備やリスクマネジメントがきちんとできておれば特別な体制を敷かずに行えるほうが利用者にとっても良いことだろうと思い、あえて待たなかった。

利用者や企画した職員もそのほうが気を使わなくてすむだろう。

ところで費用であるが、利用者の食事は当然のことながら、自己負担していただいた。

問題は職員の分であるが、まさか利用者が食べたり飲んだりしている間、介護者は介護に専念して「飲み食い禁止」というわけにもいかない。(もちろんアルコールは控えるが・・。)

何より、そんなことになれば利用者が気を使うだろうし、楽しい食事会にはならないだろう。

そこで当然、職員も一緒にメニューから食べ物や飲み物を選んで、利用者と一緒に宴会を行うことになる。職員はボランティアといっても、この分まで自己負担ということはあり得ないと思う。いくら1食分自分で飲み食いする分といっても業務とほとんど変わらない状況で外出介助に必要な行為の費用なのであり、これは施設負担している。

教養娯楽費の中に、各ユニットで自由裁量の幅を大きく持たせて使える「ユニット費」というものを設けており、この中から支出している。支出項目が適切かという考察は今後精査が必要だろうが、外出援助に関わる職員の費用は施設の経費で賄う、ということは問題ないであろう。

さて、このユニット費、当然、決算の報告などは事後に必要だが、裁量権は現場の職員に広くも持たせ、各ユニットの運営、サービス提供に資する目的なら臨機に使えるようにしている。なんでもお金がないとできないというものではないが、ある程度予算がないと「やりたくてもできない」という部分があるのだ。

それから利用者のために良いサービスに繋がるものであれば、他のユニットより多くの費用を使うこともやぶさかでない、ということにしている。

現場の職員が、自分たちが提供するサービスの質にかかわる部分に、より直接的に参加し考えるきっかけにもなるのではないかという考えからだ。

もちろん問題が起これば見直しは必要だろうが、そういう面でも、職員の自主性をサポートする体制がないと、本当の意味で、各職種全員がサービスの質を考えることに参加する、という体制はできないのではないかと考えている。

反対意見も多いだろうが、一部職員の価値観や判断だけが、サービスの提供方法を決定してしまうということは、デメリットも大きい。

個人の能力だけにおんぶせず、施設のシステムの中にサービスの質が担保されるという考え方がないと、本当の意味で「良いケアを提供できる施設」というふうにはならないのではないだろうか。

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