やっとインフルエンザの流行の季節が終わったと思っていたら、今日の朝刊で、北海道名寄市の小学校で、ロタウイルスによる感染性胃腸炎が集団発生し、児童一人が嘔吐物を詰まらせて窒息死した、というニュースを目にした。
老人福祉施設の場合は、こういう事態を「ひとごと」とは感じられない。朝礼で早速、感染予防対策についてもう一度検証してほしい旨、取り上げた。
ノロウイルスにしてもロタウイルスにしても、感染源は排泄物を介してという場合が多く、食物から、という例はそれと比べると少ないように思える。
トイレと居住空間の導線の区分、環境整備は予防対策に重要な視点だ。
また施設における予防対策として、排泄援助に携わる介護職員は行為ごとに手を洗ったり、使い捨て手袋を替えたりする対応を行うことは当然だし、その他の職員も、日常的に手洗いや、うがいを励行することが大事だ。
これは随分意識されて行われているように思う。
しかし一方、職員以外の主人公、つまり利用者の皆さんの手洗いが、以外に行われていないことに気づかされる。男性の方は特に、認知症とは無縁でも、排泄行為の後(特に小の場合)に手洗いを行うということが習慣化されていない人がおられる。
また女性でも認知症などがある方が、排泄行為は一部介助でトイレで行われても、手を洗うことを忘れて(あるいは洗うという行為そのものの認知に欠け)そのままトイレから出てきてしまう人も目に付く。
この改善は感染予防に重要な視点で、各施設は、職員の手洗いのみならず、利用者の皆さんの手洗いを奨励したり、習慣化する援助を行うことにも取り組んでいただきたい。
特に介護保険施設の場合は、脳血管障害の後遺症で半身麻痺の方が多い。
これらの方々は認知に問題がなくとも、手洗いという行為がうまくできない方も多い。
ためしに皆、片手だけで石鹸を泡立てて、汚れを落とす試みをしてみると良い。非常に難しいはずだ。手のひらは何とかできても、手の甲はできない。
半身麻痺だけど日常生活は自立している、という方に対して、我々は清潔支援も忘れがちになるが、もっと必要な援助はあり得るのだ。
また、これから夏に向かって暑い日が多くなると、麻痺側の手指が拘縮している方などの場合、手のひらは非常に不潔になりやすく、かつそれに気づきにくい。是非、患側手指、手のひらの状態観察にも気を使っていただきたい。
そういう視点を持つことは、感染予防対策も、利用者へ対する気配り、目配りが行き届いた「快適支援」と結びつくことも意味しているのだから。
介護・福祉情報掲示板(表板)
老人福祉施設の場合は、こういう事態を「ひとごと」とは感じられない。朝礼で早速、感染予防対策についてもう一度検証してほしい旨、取り上げた。
ノロウイルスにしてもロタウイルスにしても、感染源は排泄物を介してという場合が多く、食物から、という例はそれと比べると少ないように思える。
トイレと居住空間の導線の区分、環境整備は予防対策に重要な視点だ。
また施設における予防対策として、排泄援助に携わる介護職員は行為ごとに手を洗ったり、使い捨て手袋を替えたりする対応を行うことは当然だし、その他の職員も、日常的に手洗いや、うがいを励行することが大事だ。
これは随分意識されて行われているように思う。
しかし一方、職員以外の主人公、つまり利用者の皆さんの手洗いが、以外に行われていないことに気づかされる。男性の方は特に、認知症とは無縁でも、排泄行為の後(特に小の場合)に手洗いを行うということが習慣化されていない人がおられる。
また女性でも認知症などがある方が、排泄行為は一部介助でトイレで行われても、手を洗うことを忘れて(あるいは洗うという行為そのものの認知に欠け)そのままトイレから出てきてしまう人も目に付く。
この改善は感染予防に重要な視点で、各施設は、職員の手洗いのみならず、利用者の皆さんの手洗いを奨励したり、習慣化する援助を行うことにも取り組んでいただきたい。
特に介護保険施設の場合は、脳血管障害の後遺症で半身麻痺の方が多い。
これらの方々は認知に問題がなくとも、手洗いという行為がうまくできない方も多い。
ためしに皆、片手だけで石鹸を泡立てて、汚れを落とす試みをしてみると良い。非常に難しいはずだ。手のひらは何とかできても、手の甲はできない。
半身麻痺だけど日常生活は自立している、という方に対して、我々は清潔支援も忘れがちになるが、もっと必要な援助はあり得るのだ。
また、これから夏に向かって暑い日が多くなると、麻痺側の手指が拘縮している方などの場合、手のひらは非常に不潔になりやすく、かつそれに気づきにくい。是非、患側手指、手のひらの状態観察にも気を使っていただきたい。
そういう視点を持つことは、感染予防対策も、利用者へ対する気配り、目配りが行き届いた「快適支援」と結びつくことも意味しているのだから。
介護・福祉情報掲示板(表板)


感動の完結編。
