制度改正の答申がでて、5日が過ぎたので、本日18:30から当施設内で職員対象の制度改正説明会を行なう予定である。

外部から講師を呼んだほうが良いのかもしれないが、時間的余裕もないため私が講師役を務める。

しかし外部の講習会や研修会で話をするのには慣れているものの、内部の職員相手では、日頃余りにも近しい関係であるため照れもあり、気が進まない。

だが、この制度改正の荒波を乗り切るためには施設、事業所全体での意思統一が欠かせない。そのためにも正確な情報提供が必要だ・・、と思う。

ところが、この制度の改正資料の読み込みばかり行なっているわけにはいかない。通常業務は時と場合に関係なくこなしていかねばならないのだ。ということで資料の読み込みと理解不足から解釈に間違いも生じて表の掲示板でも誤ったレスポンスを書いてしまうことが、ままある。早く理解せねば、とあせっている。

現場の風とは何か、というブログを書いたが、現場の風どころか、現場は風邪で倒れそうな患者状態である。特に専任1名の居宅介護支援事業所は予防プランへ移行後、必要計画件数が確保できるか厳しい状況にある。悩み、夜も眠れないケアマネもたくさんいるのだ。

また、各施設や介護サービス事業もきちんとした質を確保して向上させよといっても、必要な人員配置ができなければどうしようもない。

しかし実態は、人件費の削減で厳しい報酬へ対応するという方向に向かう施設や事業所を増やすばかりで、本当に必要なサービスの経費をきちんと積算しているのか大いに疑問を感ずる。

従来型施設での脱集団処遇のためのグループケアやユニットケアを評価する加算が設けられたが、その単位は5単位である。100人施設で月15万加算して配置できる人員でユニットケアを行なうという意味なのか。

実は従来型施設で新型特養と同じようなユニットケアを行なおうとすれば、手間や時間は新型以上にかかってしまう。ハードが整備されていない分を、人でカバーしなければならないからだ。

だから本当に質の高いケアを従来型施設で展開しようとすれば、施設トップはかなりの覚悟と理解が必要だ。それを解っている施設長なり経営者はどれだけいるのだろう。

とにもかくにも、今日は我が施設の職員にも正しい実態を知っていただき理解を得て、厳しい状況の中での介護サービスのあり方を、本来の主旨を忘れない「利用者本意」「社会福祉事業」という視点からも考えてもらいたい。

介護・福祉情報掲示板(表板)