人の講演を聴くということは、それなりに学びが多い。
自分が精通しているつもりの講義内容でも、様々な見方や分析の方向に気づかされることがある。違った見解に対する反論を頭の中で構築しながら聴く講義もまた楽しい。
しかし、最近特に気になるのは、講師のパワーポイントの使い方だ。
レジメにも、まったく同じ内容を掲載しながら、会場を真っ暗にして画面で説明する講師が多い。画像やグラフ、図の説明なら、まだ許せる。
が、それも、ものによりけりである。
画面を使って講演を行うのであれば、事前に聴衆の数、会場の大きさ、画面の広さ、プロジェクターの性能など、良く確かめておくべきだ。よほど立派な会場で特大画面が使えない限り、100人を超える聴衆の最後列から文字を判別するのは難しい。タイトル文字なら何とか可能でも、それ以下なら不可能である。
そもそも文字を画面で全て読まなくとも、画像と図を説明する中で、言葉で説明すればわかることを、無理して画面上の文字で説明しようとするから生きた言葉が出てこない。
ネタが一つしかなくて、それだけで複数箇所をもたせているんではないかと思えてしまうこともある。パワーポイントの資料さえあれば安心感があるのだろうか。
少なくとも100人を超える聴衆の前でパワーポイントで説明するのであれば、講師は演壇の横に立つのではなく、会場最後列に立って、聴衆の目線から画面説明をするべきだろう。
どうせ誰も、あなたの顔を見て説明されたいとは思っていないんだから。
ケアマネ現任研修を企画するスタッフも、このあたりも頭にいれて講師の選定をしてもらいたい。
自分が精通しているつもりの講義内容でも、様々な見方や分析の方向に気づかされることがある。違った見解に対する反論を頭の中で構築しながら聴く講義もまた楽しい。
しかし、最近特に気になるのは、講師のパワーポイントの使い方だ。
レジメにも、まったく同じ内容を掲載しながら、会場を真っ暗にして画面で説明する講師が多い。画像やグラフ、図の説明なら、まだ許せる。
が、それも、ものによりけりである。
画面を使って講演を行うのであれば、事前に聴衆の数、会場の大きさ、画面の広さ、プロジェクターの性能など、良く確かめておくべきだ。よほど立派な会場で特大画面が使えない限り、100人を超える聴衆の最後列から文字を判別するのは難しい。タイトル文字なら何とか可能でも、それ以下なら不可能である。
そもそも文字を画面で全て読まなくとも、画像と図を説明する中で、言葉で説明すればわかることを、無理して画面上の文字で説明しようとするから生きた言葉が出てこない。
ネタが一つしかなくて、それだけで複数箇所をもたせているんではないかと思えてしまうこともある。パワーポイントの資料さえあれば安心感があるのだろうか。
少なくとも100人を超える聴衆の前でパワーポイントで説明するのであれば、講師は演壇の横に立つのではなく、会場最後列に立って、聴衆の目線から画面説明をするべきだろう。
どうせ誰も、あなたの顔を見て説明されたいとは思っていないんだから。
ケアマネ現任研修を企画するスタッフも、このあたりも頭にいれて講師の選定をしてもらいたい。
masaさんもブログを始められたのですね。
これからも楽しみに拝見します。
パワーポイントの件、全く同感です。
福祉と別業界の研修でも蔓延しています。
昔、ヘルパー研修の講師をしていた頃、
「ここでホワイトボードにキーワードを大書する」
などと、下手なりに考えていたことを思い出しました。