masaの介護福祉情報裏板

介護や福祉への思いを中心に日頃の思いを綴ってみました。表の掲示板とは一味違った切り口で、福祉や介護の現状や問題について熱く語っています!!表板は業界屈指の情報掲示板です。

何とかしてくれ!!パワーポイントを使う講師達

人の講演を聴くということは、それなりに学びが多い。

自分が精通しているつもりの講義内容でも、様々な見方や分析の方向に気づかされることがある。違った見解に対する反論を頭の中で構築しながら聴く講義もまた楽しい。

しかし、最近特に気になるのは、講師のパワーポイントの使い方だ。

レジメにも、まったく同じ内容を掲載しながら、会場を真っ暗にして画面で説明する講師が多い。画像やグラフ、図の説明なら、まだ許せる。

が、それも、ものによりけりである。

画面を使って講演を行うのであれば、事前に聴衆の数、会場の大きさ、画面の広さ、プロジェクターの性能など、良く確かめておくべきだ。よほど立派な会場で特大画面が使えない限り、100人を超える聴衆の最後列から文字を判別するのは難しい。タイトル文字なら何とか可能でも、それ以下なら不可能である。

そもそも文字を画面で全て読まなくとも、画像と図を説明する中で、言葉で説明すればわかることを、無理して画面上の文字で説明しようとするから生きた言葉が出てこない。

ネタが一つしかなくて、それだけで複数箇所をもたせているんではないかと思えてしまうこともある。パワーポイントの資料さえあれば安心感があるのだろうか。

少なくとも100人を超える聴衆の前でパワーポイントで説明するのであれば、講師は演壇の横に立つのではなく、会場最後列に立って、聴衆の目線から画面説明をするべきだろう。

どうせ誰も、あなたの顔を見て説明されたいとは思っていないんだから。

ケアマネ現任研修を企画するスタッフも、このあたりも頭にいれて講師の選定をしてもらいたい。

ケアマネと医師の連携の模索

昨晩、登別と室蘭両市のケアマネ会と地元医師会の協議会が行われた。

今年の協議会は全ての会員を対象にして多人数を集めて行うものでなく(昨年はその方式で行った)、それぞれの代表委員を双方から20名出して、医師とケアマネの連携のあり方を協議するものであった。

予定時間の2時間をオーバーして、熱心な意見交換が出来たと思っている。

医師の意見書に必要な情報から始まり、情報提供書の必要性や、医療系サービスを計画に位置付ける際の、医師との連絡方法、連携協力の方法など、多岐にわたって活発な意見交換が出来たと思う。

ケアマネ側にも様々な意見や不満がある。
例えば医師によってはコンタクトを拒否したり、連絡をするだけで迷惑がられるようなケース、総合病院の医師との連絡のとり難さ等が挙げられたが、医師会側らは、どれも前向きに取り組んでいただける姿勢が示された。少なくとも「それは無理だ」というネガティブな姿勢がないことがありがたい。

ただ、この協議会に参加している医師の方々は、それなりに制度やケアマネに対する知識や理解がある方が多い。しかし地域の中でケアマネの存在に無関心な医師も多いし、むしろそちらが多数派なのかもしれない。この状況で我々ケアマネが出来ることは何か。

そんな中で、医師からは、自分が意見書を書いた利用者に、誰がどのようにサービス計画を立てて、実際、どのようなサービスが提供されているのかという介護の実態がほとんどわからない、是非誰が担当者というだけでも連絡が欲しい、という指摘があった。

これは重要な視点を含んでいると思う。

ケアマネとすれば、計画に医療系サービスを組み込んでいない場合、主治医師に全くコンタクトを取らないで、意見書だけ参考にしているケースも多いと思う。しかし介護保険制度やケアマネを深く知らない医師であっても数多くの意見書を書いているのだ。

仮に全てのケアマネが、初回だけでもプランを立てることになった利用者の医師意見書の記載者たる主治医に何らかの形で連絡をとったとしたら、医師とケアマネの接点はかなり増えてくる。別にプランの説明でなく挨拶程度で良いのだ。このあたりは医師会側からもむしろ好ましいという意見をいただいた。

例え一方通行の連絡であったり、時には迷惑がられても、ケアマネに無関心の医師が、その存在を意識してくれるきっかけになるのではないだろうか。そこが連携の第1歩ではないか。

このあたりを、ケアマネ会に持ちかえって、会員の皆さんに具体的方法論を探していただきたいと思う。

今は針であけた小さな穴が目の前に広がっているのみであるかもしれない。しかし、こういう機会(医師とケアマネの協議の場)を持つ地域はそう多くない。

この針の穴を広げた先に、新たなケアマネの可能性が見えてくるかもしれない。しかし広げることが出来るのは私個人でなく、現場のケアマネさん一人一人の活動だと思う。
そして、そのさらに向こうに見えるものは、利用者の笑顔であり、全ての方が幸せに生活できる、この国の将来であって欲しい。

ケアマネージャーに対する医師の認識

医師会とケアマネ会の懇談会が今晩予定されている。
こうした機会を定期的(年1回〜3年目)に設けている地域はおそらく、ごくわずかであろう。

その報告は明日にでも行なうとして、その前に、事前アンケート資料の中から医師の方々の意識を考えてみた。

対象者数が少ないせいもあるが、アンケートに回答してくれたのは、ケアマネ会員が77%に対し、医師はわずか33%である。サンプル数としても少ない。

介護保険に理解があり、ケアマネージャーに関心をもってくれる医師もおられるが、実情としては、ケアマネは何をしているの?という意識や介護保険制度やケアマネの活動に全く無関心な医師の方々も多いのであろう。

医師からの意見の中には
「日頃ほとんど話し合う機会もなく、医師の意見書も一方的で、ケアマネを含めた介護の実態が医師側にほとんど伝わってこない」
「もっと積極的に相談してほしい」
「主治医意見書にリハビリを重視してほしい内容の記載をしてもケアプランに反映されない」
「ケアマネの活動拠点がわからず、連絡方法がわからない」
「利用状況の定期的連絡があっても良い」etc

耳の痛い意見でも、見当違いの意見でも、意見を述べてくれる医師は、それなりにこの制度上のケアマネに関心をもってくれているということであり、関心をもってくれるというのは連携の第1歩である。これは大事にしなければならない。

しかし少なくとも現在の状況は、医師にとって、医療機関から退院した方や、外来で医療機関に通っている要介護者や要支援者が、地域においてはケアマネに任せておけば安心だ、という意識は醸成されていないのが現実である。

医師会とケアマネ会の協議の場から両者の風通しを良くすることのみならず、ケアマネ自身がもっと地域になくてはならない存在感を示す必要があるのかもしれない。

そういう中から医師も頼るケアマネという存在が地域で数多く現出されることにより、両者の連携は自然ととられていくのかもしれない。

ただ新予防給付の方法論で見られるように介護保険の方向が生活モデルから医学モデルへと流れる中、我々の前途はまだまだ荒波に視界が閉ざされている。その向こうにあるものの正体は、いまだ見えてこない。

介護支援専門員協会と地域ケアマネ会の関係

11/3、職能団体として日本介護支援専門員協会が設立された。しかし、我々地域のケアマネ会は現行、北海道ケアマネ連絡協議会に加入しているものの、この会はそのまま日本介護支援専門員協会の地域支部に移行するわけではない。

当面は道連協は継続され、協会の支部組織も新たに設立され、並存して運営する、ということだ。

なぜこんな状態になったかというと、簡単に言えば会費の問題と絡んでいる。今、地域のケアマネ会は、様々な方法で運営されているが、それは会員の会費で支えられている。その中から道連協に加入している組織は、道への会費も納めている。今度、日本介護支援専門員協会の下部組織となれば、傘下の会員は道だけでなく、全国組織にも会費を納めることになる。

しかしそれだけの負担をして全国協会の会員になるメリットや魅力を地域会員が感じていない点が大きい。確かに職能団体として発言力を高めていこうという意図自体は理解できる。

しかし、全国協会の幹部たちは、地域のケアマネ会が、都道府県連協の下部組織として設立されたわけでなく、各地域で必要に迫られたケアマネたちが、相互に助け合って、制度開始の混乱を切り抜けようと自然発生的に作られたものであることに無関心すぎると感じている。

地域ケアマネ会は、まさに地域で困っている個人個人のケアマネの相談の場であったり、情報交換の場であったり、勉強会の場であったりということを、あまりに置き去りにしていないだろうか。

私自身は地域ケアマネ会の代表を務めているが、このことは決して忘れてはならないと思っている。

ほとんど下部組織への説明の機会がない状態で、果たして個人会員としても、幾人の人がこの協会に加入するのか?また地域会としての対応を求められたとき、選択肢の一つとして、道の組織とも離れて、独自の道を選択する、という対応も今後、視野に入れざるを得ないだろうと考えている。

裏板風にブルグを作ってみました

初雪が降った。朝の施設周辺道路は、うっすらと雪が積もっている。また「雪かき」がルーチンワークの一部になる季節がやってくる。

冬の到来は、介護の現場だけでなく、高齢者の生活に様々な影響を与える。

雪かきができないため、冬だけ老健に入所するという方もいる。雪のために必要な買い物に支障をきたして訪問介護を利用する高齢者がいる。外出機会や手段を確保するために介護サービスが必要になる方もいる。火の管理だけが心配で独居が難しい高齢者がいる。雪が降らない日でも寒さは時として高齢者の命にも関わってくる。

生活というのは千差万別なのだ。

冬と夏でも違うし、今日と明日でも違うのが生活だ。

そして、その生活の状況をできるだけ良いものにするため我々介護支援専門員やソーシャルーワーカーは、福祉の専門家として関わっている。だが生活の専門家なんているわけがなく、いるとすればそれは、その生活の主体である、その方自身でしかないのだろう。このあたりの生活の機微がわからないと、人の幸福に関連した援助はできない。だからこの仕事は難しいし、面白いのである。

今日、流行りのブログを立ち上げてはみたが、ここがどのような場所になるのか、私自身にも予想はつかない。さしたる目的があるわけでもない。

ただ明日は専門研修があるし、明後日の夜には、医師会とケアマネ会の協議会がある。とりあえず日記風に報告を書く分には事欠かないだろう。
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